ロールプレイプラスマインドの講座概要
ロールプレイプラスマインド…?
何それ?と思われた方もおいでるでしょうね。
占いスクールとは、カードや星の意味・動きのリーディングを教わる場所である、というイメージが、おそらく一般的なのだと思います。勿論、タロットの読み解きはカリキュラムの重要な位置を占め、しっかり学んで頂けるようになっています。
ですが「人気占い師マインド伝授講座」はそれだけに留まらず、出来る限り実際の鑑定シーンに沿った状況を体験して頂き、そこから占い師としてどう行動するのかといった、「戦術的ピリオダイゼーション」にも力を入れた内容になっています。
鑑定とは、お客様と占い師、お互いの関係や質問内容・その時々の心の動きといった相互作用によって生まれるライヴです。
一回一回違った物になるため、「この質問が来たらこう答える」「こんな時にはこの言葉を掛ける」というマニュアル的模範解答だけでは、充分とは言えないのです。
ですからこの講義では、タロットや数字・星の動き・陰陽道によるリーディングが、お客様とのやり取りの中でどのような化学変化を起こすのか、といった所まで踏み込んだ鑑定法をロールプレイングによって学んでいきます。
さらに、オールグランデでは鑑定実績15年に及ぶ豊富なデータの蓄積から、鑑定師として是非知っておきたい5大原則を導き出し、永く占い師として活躍していくための「占い師脳」を開花させるテキストも充実させています。
また、この講座では「セルフブランディング」についても学びます。
皆さんは今、デビュー後のご自身、「占い師・○○先生」を、どんな風に想像しておられますか?
どっしり落ち着いて、迷えるお客様に光りを指し示す灯台のような存在?
それとも、優しく頼れるお姉さん(お兄さん)的な立場?
ひょっとすると、ちょっと不思議でユニークなキャラクターを前面に押し出てみよう、なんて企んでおられたりするのでしょうか?
どのタイプの占い師さんも素敵ですね。勿論、実際にカリキュラムを受けていく中で、最初の理想像とは別の目標が生れてくる事もあるかと思います。
「学ぶ以上はお客様に求められる占い師を目指す!」
をモットーに、ロールプレイングによって得たそれぞれの方の声や話し方、キャラクターの特徴等を踏まえ、どうすればデビューしてから人気者になれるのか、といったブランディングも合わせて行っていきます。
「占いが好き」
「沢山の方の笑顔が見たい」
そんな想いを暖めていた貴方。貴方の中でタイミングを伺っていた才能を、思い切って解放してあげませんか?
講師 | 木蓮先生 |
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時間 | 水曜日13時~15時 |
回数 | 12回 |
料金 | 15万円(税別) |
講義内容
第一回
電話鑑定の5原則
「第1回目の講座では、オールグランデが長い実績の中で蓄積してきたデータより導き出した、占い師に必要なマインドスキル、"電話鑑定の5原則"についてお話しします。
「占い」というと、「質問された問題を当てる事」だと捉えられがちです。
勿論それはとても大切で、ある程度の的中率がある事がプロである事のの前提です。
ですが、現代の占いはただの当て物ではなく、お客様の理解者としての立場も求められています。
お電話を下さるお客様の心はとてもナーバスです。
その為、「ただ質問に答える」のでは、充分であるとは言えないのです。
この講座では、実際の鑑定シーンで「お客様と占い師A」ではなく「○○さんと○○さん」という、信頼し合える関係を築く為の方法を学んでいきます。
「現代の魔女」にお客様が寄せて下さる期待は大きく、我々は「優れたカウンセラー兼エンターテイナー」としての顔も持っています。
皆さんもその一員として、先ずは全ての基本となる「5原則」、一緒に紐解いていきましょう。」
カリキュラム
- 無私の傾聴
- 無意識のニーズを満たす
- ブリーフの肯定
- スターであれ
- 3D話法
第二回
5原則その①「無私の傾聴」
「2回目からは、5原則をそれぞれ何回かに分けて学んでいきます。
先ずは原則その①、「無私の傾聴」を2回に分けて考えてみましょう。
「私、人の話しを聞くのが得意なんです」
という方は多いですね。
でも、「聞く」にも色々な種類があります。
普段誰かと話していて、
「私だったらこうするな〰️」
と思ったり、
「あ、そう言えばさ…」
なんて、それに関連する別の出来事を思い付く事はありませんか?
実はこれは、占いに於いては話しを聞いている事にならないのです。
鑑定に必要なのは、自分の価値観で物事を判断しない事。
「一般的には…」
「私としては…」
といった視点で物事を見ると、間違った予想、つまりはお客様の望みとは違う未来をお伝えしてしまう事になってしまうのです。
これを「前提条件の法則」と言うのですが、今回はお客様の言葉を真っ直ぐ伺う事が出来るように、マインドブロックを解いて占い師脳の下地を作っていきましょう。」
カリキュラム
- 傾聴の基礎
- 3つの聞き方
- 傾聴の意識レベル
- 傾聴の具体的スキル
第三回
5原則①「無私の傾聴」その②
「無私の傾聴・その②では、何故それが大切なのか、またどうすれば出来るようになるのかをお伝えします。
仏教に「対機説法(たいきせっぽう)」又は「応病与薬(おうびょうよやく)」という言葉があります。
これは相手の能力や素質、
要求に合わせてお話しをする事、
という意味で、人それぞれバックグラウンドも経験も、考え方も違います。
占い師が鑑定出来るのは、お客様が感じる・お客様の心を中心とした世界に招いて頂き、「この人(占い師)は自分の世界に入れても大丈夫な人」と受け入れて貰えたからです。
反対に占い師が自分の価値観・自分の世界の物差しで物事を判断した時、お客様は「外から来て自分の世界を壊そうとするもの」て感じ、心に壁を張り巡らしてしまうのです。
大切なのは「伝える事」ではなく「伝わる事」。伝えたいのはあくまでも、「私でも貴方の味方です」というメッセージです。」
カリキュラム
- 自分がどのような人に受けるのかを知る
- 自分のファンに見せる姿を決める
第四回
5原則②「無意識のニーズを満たす」その①
「第4回・第5回講座では、5大原則②「無意識のニーズを満たす」を2回に分けてお伝えします。
悩みには階層があります。
お客様が「こんな事があって…」とお話し下さる時、それは自分の中で言語化出来る程考えられた、ある程度自分の中で解決法の予想がつくお話しです。
ですから、占い師がその質問に対する答えを出した時も、驚きというよりは「ああ、やっぱりね…」といった答え合わせ的要素が強くなります。
ここでお客様の予測した答えと合った・若しくはしっくりくる回答が出来た時、占い師は改めて、お客様のもう1つ奥にある心のドアを開ける事を許されるのです。
でもここで、「当たった〰️」とホッとしていてはいけません。
占い師の本当のお仕事は、
「お客様の中でまだ形になっていない思いや希望を、言葉や形にする事」
なのです。
何故かいつも同じような問題で悩むのは、「少し見方の角度を変える事で、スムーズな流れに戻していけるよ」というサインです。
そして、このサインに気付く事が無意識のニーズを満たす事に繋がるのです。
お客様自身がまだハッキリと取り出す事が出来ない思いを手に取るお手伝いが出来るよう、ここではイメージやビジョンの重要性について考えていきます。
カリキュラム
- ニーズを理解するために
- チャンクアップ
- チャンクダウン
第五回
5原則②「無意識のニーズを満たす」その②
第5回:5原則②「無意識のニーズを満たす」その②
「今回の講座では、5大原則②無意識のニーズを満たす・その②をお伝えします。
前回の講座で、無意識のニーズをの重要性がお分かり頂けたと思います。
でも、無意識であるが故に難しく、本人に分からない物をどうやって見ればいいのか…といった疑問も浮かびますね。
この疑問に光明を与えてくれるのが、「無私の傾聴」でお伝えした「観察」です。
悩みを表面に現れた言葉通りに受け取り、それを読み解く事にばかり集中すると、思考が耳で得たデータのみに制限され、非常に浅い理解になってしまいます。
そもそも人は
安心した時に初めて本心を明かしてくれるので、信頼関係の程度によって話しが変わります。
今耳にした言葉は「人に話していいように整理された言葉」で、必ずしも本当の事であるとは限らないのです。
ですからお客様の言葉のみに反応して回答した場合、「ちょっと違う…」と、モヤッとした違和感を抱く事もあるのです。
お話しを伺う時にお客様の声・話し方・言葉使い等のサインもきちんと受け取る事が出来るよう、今回は改めて観察の重要性、また本来はあまりしない方が良いとされる「質問」について学んでいきます。
カリキュラム
- 観察の重要性
- 質問とは
- 拡大質問と限定質問
- 未来質問と過去質問
- 肯定質問と否定質問
- 質問に聞こえない質問とは
第六回
スピリチュアル・ブレイクスルー
第1回~第5回までの講座で、占い師脳を開花させる重要な考え方について学んできました。
それらを学んで、どんな変化が訪れましたか?
今回はこれまでの講座でのQ&Aや、実際の鑑定を味わって頂けるよう、ロールプレイングをしてみましょう。
思った事を、どうぞご自由にお話し下さいね。
カリキュラム
- ロールプレイング
第七回
5原則③「ブリーフの肯定」その①
「第7回・第8回の講座では、5原則③「ブリーフの肯定」を2回に分けてお伝えします。
「これって普通、こうだよね」
"もしこれが受け入れられなければ、この場を去る!"というような緊張感ある問題から「え、アイスはバニラで決まりでしょ」のような小さな事まで、人それぞれ自分の中での基準があります。
日頃は自分と相手の差をいちいち確認しながら話しを進める事は、あまりないかも知れません。
でも、占いに於いては占い師の考える幸せや普通が、鑑定の妨げになる事がよくあります。
「普通こうだよね」という「普通」は、あくまでもその人がこれまで過ごしてきた環境に基づいて形成された考え方のパターンです。
ですから、「幸せになりたい」の幸せが、ちゃんとお客様の考える幸せに沿っているのか、それとも占い師の考える幸せなのか、常に検証しながら鑑定する事が大切なのです。
例えばお客様から数字の5と言われたとして、「5」そのものが答えであるとは限りません。
2+3=5
10-5=5
1+1+1+1+1=5
1×5=5
どれも5です。
「最終的に5になればいいか」
位の気持ちでいいのです。
お客様のブリーフに寄り添い、望む場所に近付くには、フレキシブルな発想が必要です。
そこで今回は、「心のストレッチ」について学んでいきます。」
カリキュラム
- EQとは
- 感情の識別
- 感情の調整
- ネガティブ・ケイパビリティ
第八回
5原則③「ブリーフの肯定」その②
「今回の講座では、5原則無理「ブリーフの肯定」その②をお伝えします。
前回は異なるブリーフをどう考えるか、というお話しをさせて頂きました。
でも、そもそもブリーフって何故そんなに重要なのでしょうか?
それはブリーフが、「今までの人生上、自分の中で培ってきた成功体験」「承認欲求」「心地好いと感じる自分にとっての丁度良さ」に結び付いているからです。
したがって、そこを蔑ろにされると不快な状態になってしまうので、「これは、正しい」と守ろうとするのです。
鑑定の目的は「お客様にとっての幸せ」です。
ですから正しい・正しくないで言えば、正しいのは当然お客様です。
もし仮に「一般的にこちらの主張が正しい」と思うような事があったとしても、信頼関係が壊れてしまっては意味がありません。
「お客様の幸せ」という目的を、「どちらが正しいか」にしてはいけないのです。
先ずはお客様の中でその問題がどう認識されているのか、どうなるのが望みなのか、しっかり見極める事が大切です。
そこで今回は、耳にする事も多くなった「承認」について学んでいきます。
カリキュラム
- 承認とは
- 承認の種類
- 承認の伝え方
第九回
5原則④「スターであれ」その①
「第9回・第10回の講座では、5原則④「スターであれ」を2回に分けてお伝えします。
人は共感によって繋がります。
人と人とのコミュニケーションや何かをシェアする・口コミやレビュー、イベント等。
これらは全て、個人の好みが重なった人が集まって出来たネットワークですよね。
占いも同じです。
お客様は「自分の人生を自分らしく生きているという満足感」を得たい、そのために「悩みそのもの」というよりは「悩みがなくなり、自分らしく生きている時にこうであろう自分」と近い雰囲気を持つ占い師をいいな、と思うのです。
目の前に商品があり、実際に手に取ってみる事が出来ない占いは、入ってみるまで合う・合わないが分からない、未来になってみるまで当たる・当たらないが分からない、完全な先物取引です。
そう考えると、「これはこんな商品ですよ」と説明したパッケージデザインに当たる「占い師のカラーを前面に出す事」がいかに大切か、お分かり頂けると思います。
肝心なのは、無理して自分を良く見せる事でも、そつなく振舞って失点を防ぐ事でもありません。
表情や服装、言葉使い、それらがちゃんと調和していて
「そこに本音があると感じられるかどうか」
それが全てなのです。
今回は、自分はどんなタイプなのか、どこを強調する事で魅力が伝わり易くなるのかを考えていきましょう。
カリキュラム
- 印象を残すという事
- パーソナル・ブランディング
- 才能・個性発見
第十回
5原則④「スターであれ」その②
「今回の講座では、5原則④「スターであれ」その②をお伝えします。
占いに於いて、特にそれが電話鑑定であった場合、最大の商売道具は間違いなく「声」です。
出だしの第1声で「あ、この占い師さんってこんな感じなんだ」とその後の印象を決定付けてしまう。更に、「優しそう」「明るそう」「物静か」等、占い師としてのパーソナル・イメージの大きな部分に影響を与える「声」を、皆さんはどの程度意識しておられますか?
顔立ちや体型と違い、声はそのどきどきでコントロールする事が可能な優れた自己表現ツールです。
また、鑑定の流れや空気を微調整したい時にも使え、その上お客様の状況やお気持ち、お人柄等も教えてくれる、四次元ポケットに入っていても不思議はない万能アイテムなのです。
「電話では、お客様の事がよく分からないので不安です…」など、心配する必要はありませんよ。
普段目から得られる視覚情報に頼り勝ちな方こそ、声から読み解くデータの豊富さに触れてみて下さいね。」
カリキュラム
- 「声」という魔法
- サウンド・ブランディングの重要性
- 声を味方に付ける
- サウンド・リーディング
第十一回
5原則⑤「3D話法」
「今回は5原則⑤「3D話法」についてお伝えします。
皆さんの好きな映画やドラマは何ですか?
しなければいけない用事を済ませ、(若しくは中断し、)内容によってはドリンクやティッシュを用意して、鑑賞スタート。
物語の世界に浸り切り、登場人物に感情移入する素晴らしい時間ですよね。
ですが、もしこの時たった一つのカメラワークしかなく、時間内で一度も画面が動かなかったらどうでしょう?
いかに物語が素晴らしくても、どんなに好きな役者さんが出ていても、恐らくさほど感動は得られないのではないでしょうか。
画面が自在に切り替わり、登場人物やどこか一点にスポットライトが当たったり、かと思えばカメラが引いて、全体を俯瞰で映したり。
色々な角度や魅せ方で物語を膨らませてグレーからこそ、感動は生まれるのです。
占いも同じです。
占い師である「私」、若しくは「お客様」。視点がそこから動かなければ鑑定という世界は単調で、リアリティもなければお客様の心を動かす事も出来ません。
占い師はお話しを伺っている間、必要に応じてカメラを切り替え、ズーム(お客様視点)(占い師視点)やパノラマ(第三者視点)と、ベストアングルを探していく事が求められるのです。
この3D話法は、5原則①~④、全ての土台の上に成り立っています。
ここでは先ず3D話法についての説明や、その手助けになる手法について学んでいきます。」
カリキュラム
- 3D話法とは
- それぞれの視点について
- 「言葉」で補う
第十二回
スピリチュアル・ブレイクスルー
今回でこの講座は終了です。お疲れ様でした。
第1回~第11回までのカリキュラムで、皆さんは占い師としてどう開花されましたか?
今回は、実際に占い師として活躍している先輩方がデビュー後に感じた疑問や不安等についてお伝えします。
皆さんが占い師として活躍される事を、心より御祝い致します。
カリキュラム
- 占い師あるある
- 占い師としての疑問
- より良い占い師ライフを送るために